暗号通貨NEWS

金子 勇氏の遺志を受け継ぐ

ちょうど1か月前の8月29日に、会員さんへ

金子 勇氏

という題名のメールをお送りしました。

この内容を、外国人の知り合いにもシェアした所、非常に大きなインパクトがあったようで、いよいよ世界中で有名になることを願っています。

そしてその後、ご紹介したブログ
(僕がWinny開発者「金子勇」氏がビットコイン開発者
「サトシナカモト」であると確信している理由)

ブログの詳細はコチラ

の続編や、一連の文章を、大変興味深く読み、改めて大いに共感する内容が多くありました。

今後の暗号通貨、ブロックチェーン、社会の在り方を考える上でも非常に価値ある、示唆に富む内容があるので、抜粋し、紹介させていただきたいと思います。

なおこのブログを書いた方は、

仲津正朗(なかつ まさあき)

さんという方で、シリコンバレーを経て、今は日本で地域通貨などの立ち上げ等で頑張っておられます。

詳細はコチラ

金子勇さんを紹介する上記ブログの最後に、こう書かれています。

彼のビットコインとブロックチェーンの発明は、正にグーテンベルグの活版印刷技術の発明に匹敵する社会的イノベーションです。

なぜなら、これによって、我々の文明社会は、全く新しいパラダイムの政治経済システムを作り上げていくためのスタートラインにたつことができたからです。

ミレニアムの時代、世界で1番目のイノベーションと言っても過言ではないでしょう。

僕にとっては、とても近い場所にいながら、金子氏と出会わないまま、この世を去られてしまったというのが大変残念です。

金子氏と出会っていれば、もっといいプロダクトを作れたと思います。

しかし、僕の心は、彼の魂とともに常にあります。

以下、仲津さんの上記ブログや、他で紹介されているインタビュー記事等から、
抜粋してご紹介いたします。

テレビ→インターネット = 銀行→ブロックチェーン

銀行システムの問題

  • 銀行システムは、銀行がサーバーに真面目に顧客データを保管し、運用するというモデル。
  • そのシステム管理に関わっている人が、不正を働けばいくらでも悪さができてしまう。
  • パブリックブロックチェーンの場合は、純粋なP2Pで動くため、この問題は起きない。

TV→インターネットへ

  • TV等のマスコミがフィルター(中間搾取)の問題を引き起こしていた。
  • インターネットは、このフィルターと中間搾取のメカニズムを取っ払い、新たなメディア・クリエーターたちが登場した。
  • コンテンツの良し悪しを決めるのは、ユーザーであって、中間の人々ではなくなった。

インターネットの本質

  • インターネットの本質は「メディアの民主化」であり「情報の不均衡」をなくすための存在。
  • インターネットのシステムは、全てシリコンバレーから作られたものばかり。
  • 日本で作れなかったのは、日本人がインターネットの本質を理解していないから。
  • 一言で言えば「正しい思想を持ったものが最後は勝つ」ということ。

Googleの役割

  • TVの代わりに、ユーザーは、自分にとって有益なコンテンツは、自分で見つけなければならなくなった。
  • しかし、その役割をGoogleの検索エンジンが担った。

金融の中間搾取がイノベーションを阻んでいる

金融システムの中間搾取

  • 金融システムの世界も、かつてのメディア業界と同様に、「中間搾取」者がゴロゴロといる。典型的な存在は銀行。
  • 日本の銀行は、未来の日本の産業を作り出そうと頑張っているベンチャー企業やVCへは、ほとんど資金を流さない。

日本のイノベーション指数

  • 日本の貯蓄は先進国中トップクラスの1,000兆円だが、日本のベンチャーキャピタルの年間投資額は、2,000億円弱。
  • VC投資額に対する預金残高の比率(イノベーション指数)は、0.02%。
  • 日本のスタートアップ業界は、シリコンバレーより常にトレンドが2年遅れている。

アメリカのイノベーション指数

  • アメリカの2015年の銀行の預貯金は、10.6兆ドルで、2016年のVC投資額は、720億ドル。
  • アメリカのイノベーション指数は、0.68%で、日本の34倍。

日米比較

  • アメリカのイノベーション指数は、日本の34倍。恐ろしいレベルの格差。日本からGoogleやFacebookに勝てるベンチャーが出てくる訳はない。
  • 日本の金融インフラにおいて巨大な中間搾取が発生している。これは、日本社会の巨大なペインポイント。
  • これを切り崩す役割こそが、ブロックチェーンという新たなテクノロジーの未来に与えられた可能性。

仮想通貨ビジネスの失敗

先物取引の罪

  • 価格は、買い手が多く売り手が少ないから上がる。
  • しかし、何十倍から何百倍というレバレッジをかけた「空売り」という、実際より大きな売り需要を作り出し、仮想通貨の価格上昇にブレーキをかけている。

為替FXと仮想通貨FXの違い

  • ・為替FXの平均取引量は、実需の1割にも満たないが、暗号通貨FX市場は、現物市場の50倍もの規模になってしまっている。
  • 暗号通貨FX市場の動きに、現物市場の価格も強く引っ張られている。
  • 暗号通貨FXは、混乱を生み出し、結果的に、ほぼ確実に自分たちの首を締めることになる。

日本の取引所の失敗

  • 日本の仮想通貨取引所は、目先の利益のために、仮想通貨市場にFX取引を持ち込んだ。目的は、日本にいる800万のFXユーザーを仮想通貨市場に呼び込んでお金儲けをしたいから。
  • その結果、自分たちの首を締めることになり、CoincheckとZaifのハッキングも起きた。
  • 要するに「因果応報」。間違ったことをやっていたから、間違った結果に繋がった。腐敗した精神からは、腐敗したものしか生まれない。

ビットコインが持続的に成長する理由

ビットコイン成功の理由

  • そもそもビットコインが急激に広まったのは「善意のシステム化」において、一定の成功を収めたから。
  • ビットコインは、「システムを乗っ取るよりも真面目にマイニングをしたほうが儲けになる」と多くの参加者に思わせるゲームルールが実際に機能することを証明してみせた。
  • だからこそ、ビットコイン/ブロックチェーンは世界中で注目された。
  • 「悪事をはたらくのではなく、まじめに生きるほうがメリットは多い」という考えを経済のメカニズムに織り込んでいくことが、自然的経済システムにおける成功のポイント。

ビットコインは供給制限がある

  • 仮想通貨市場の成長の原動力は、ビットコインが起点となっている「供給制限による持続的な価格上昇」
  • ビットコインは、2100万BTCしか発行されない。しかし日本円やドルは、必ず毎年2%以上はお金の供給量が増えていく。
  • BTCの価格は、日本円やドルに対しては、設計上は持続的に上がるようになっている。
  • これによって、永続的に仮想通貨の資産価値が上がることが見込めるため、より仮想通貨を持とうとする意欲の人が増え、それによってこの市場が更に成長していくという「ポジティブ・スパイラル」が起きる。

仮想通貨の最終ゴール

  • 仮想通貨・ブロックチェーン市場の最終ゴールは、日常生活を全て仮想通貨で実現すること。
  • テレビがインターネットに移行した状況が、金融システムにおいても当てはまる。

本流の人々

  • この業界を作り上げていっている本流の人々は、自己利益だけで動いていない。彼らのゴールは、自分たちの才能を使って、少しでも世の中をよくすること。
  • 長期投資の方が、結果的に、自分に利益が返ってくる。
  • 因果応報で、この業界にとって良いことをする人に、仮想通貨は集まる。

以上は、ごく大まかな要約ですが、是非、一連のブログをじっくりお読みになることをお勧めします。

そして仲津さんが最も力を入れて書かれたのが、自らが創業した「Orb」のホワイトペーパーのようです。

詳細ページ

こちらを深く理解すると、目指す未来の姿が見えて来ると思います。

また、仲津さんが特に注目しているのが、

注目!

「COSMOS」というプロジェクトです。

僕がブロックチェーンで最も注目している技術の一つCOSMOSのホワイトペーパーを日本語訳しました

ということで、下記に掲載されています。

「COSMOS」ホワイトペーパーを日本語訳

COSMOSの「ATOM」というコインはすでに上場しています。

こちらにも大いに注目していきたいと思います。