暗号通貨取引を成り立たせるために開発された主要技術の一つです。
簡単に言えば、取引に関する各種データを一つのデータベースで一括管理せず、世界中に分散させることで「破壊できないネットワーク」を作り上げ、ハッキングを防止する技術を言います。
言葉だけではイメージしにくいと思いますので、以下 図で解説してみましたのでご参考下さい。

この技術ができたことで、これまでの金融システムのように「国・銀行・証券会社・決済会社」といった第三者機関を管理に介在させる必要がなくなりました。
これにより、
- その第三者機関が仮に誤認や不正をしても外部からはわからないため、ただ信頼するしかなかった
- 第三者機関に手数料や管理費を払わなければならなかった
といった点が解消され、売り手と買い手の双方が今までより有利な条件で、かつ安全に取引できるようになったのです。
さらには、国や中央銀行の管理下に置かれている法定通貨は、何らかの理由で国家権力が働けば預金封鎖されてしまう可能性があります。
しかし、ブロックチェーンは国や中央銀行も管理に介在させませんし、なによりデータベースを世界中に分散させているため、たとえ国家であっても差し押さえようがないのです。したがって、たとえ国家権力が働いたとしても暗号通貨取引は可能です。
ということで、ブロックチェーンの解説は以上です。
ありがとうございました。