暗号通貨NEWS

Facebookコイン『Libra』の衝撃

今月頭に、

大きな流れを見据えて先手を打つ

というコラムをお届けしましたが、この「大きな流れ」を作る可能性がある、衝撃的な暗号通貨が発表されました。

Facebookが仕掛ける「Libra」(リブラ)です。

これについては、その影響力の大きさから、発表直後から様々なニュースや記事がインターネット上を飛び交っています。

代表的なものを2つご紹介します。

フェイスブックの仮想通貨(リブラ Libra)とは?
⇒ 将来性と展望について

Libraが優れた仕組みであることが分かります。

「Libra(リブラ)は「ビットコインの脅威」となるのか?
⇒ 市場に与える影響を考察

ビットコインとの比較という観点で分析されています。

特に後者の観点は重要です。最も端的に言えば、

リブラ VS ビットコイン = 中央集権 VS 非中央集権

という戦いとなっていくことでしょう。

これに関して、ベテラン専業投資家であるTさんから、先日、興味深い分析を聞くことができましたので、皆様にもシェアしたいと思います。

世の中の経済は、一部の権力グループによって支配されてきた。

そのような究極的中央集権の仕組みが成り立ってきた。
米国FRBや日銀も、本質的には彼らに牛耳られている。

しかし、そこに、「非中央集権」のビットコインが登場し、
富がそちらの方に流れ始めた。

これは、これまでの中央仕組みを作り上げた。

集権にとっては許すことができない。

これまでも、この中央集権に反する動きは潰されてきた。

例えば、この中央集権は、ドルを握っている。

ドルは、基軸通貨となったことにより、
自由にドルを刷ってお金を作ることが可能になった。

そして、石油等は必ずドルで決済するという仕組みを作り上げた。

このように、世界を支配してきた。

それに対して、ドルではなく他の通貨で石油を決済しようという動きもあったが、
そのような動きをした国は、攻撃を受けた。

そのように、この体制を崩そうとする動きは、潰されてきた。

今回のビットコインも、この動きの中に巻き込まれると、
潰そうという力の影響を受けるかも知れない。

その動きの一つが、リブラかも知れない。

リブラは、Facebookの仮面を借りているが、この中央集権が仕掛けているはずだ。

彼らにとっては、ビットコインを潰すことは簡単かも知れない。

しかし、そう簡単ではないかも知れない。

彼らの中央集権の仕組みもボロが出てきている。
これまでの金融の仕組みももう限界に達している。

アメリカの株価も暴落し、大変革が起きるかも知れない。
ドルが基軸通貨の位置を失う可能性もある。

そうすると、次の基軸通貨は何になるか?

案外、ブレグジット後の英国ポンドが再び基軸通貨になるかも。
もしかしたら、中国の人民元になるかも知れない。

可能性としては低かったとしても、
頭の片隅に置いておくべきだと思う。

以上です。

私はこの話を聞いて、昨年末、デンマーク大使館で開催されたサクソバンク証券主催のセミナーを思い出しました。

サクソバンクでは毎年年末に、来年の経済予測を発表しており、そのセミナーでは、アナリストが来日して、2019年の予測を話していました。

その内容は > コチラでも公開されています。

そのアナリストは、ビットコインの各年末の価格を毎年ほぼピタリと当ててきたのですが、2019年末はいくらになるか?と聞いた所、何と

「0(ゼロ)」

と言っていました。

その根拠は話してくれませんでしたが、もしかしたら…と思い出した次第です。

もちろん、ビットコインがこれから大暴騰するという予測も、多くのアナリストが発表しています。

上記のTさん含め、誰が正しいかは、今は全く分かりません。ただ、あらゆる可能性を把握した上で、決め打ちをせずに臨むべきだ、とは言えそうです。

そして、「リブラは今後とも大いに注視すべき」とも言えそうです。